不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/6/18

PIC、「2004年4月期決算」発表

 プレミア投資法人(PIC)は17日、「2004年4月期決算短信」を発表した。

 当期(2003年11月1日~2004年4月30日)の運用状況は、営業収益28億1,600万円(前期比17.4%増)、営業利益12億900万円(同12.0%増)、経常利益は9億6,900万円(同9.4%増)、当期純利益は9億6,800万円(同9.4%増)となった。1口当たり分配金は1万2,202円、分配金総額は9億6,800万円、配当性向は99.9%。

 同投資法人は当期、「ホーマットウッドビル」(東京都港区、取得価格50億9,000万円)、「六本木グリーンテラス」(東京都港区、同46億7,800万円)、「ビーサイト芝公園」(東京都港区、同21億8,100万円)などレジデンス(住宅)7棟、およびオフィスビル1棟「六番町ビル」(東京都千代田区、同78億6,000万円)、合計8物件を取得。この結果、同投資法人の保有する資産はオフィスビル10棟、レジデンス13棟の合計23物件、取得価格の総額は771億4,400万円、総賃貸可能面積96,057.86平方メートル、テナント数490となった。当期末時点での稼働率は、レジデンスが87.5%、オフィスビルが93.7%、全体で91.4%であた。

 同投資法人では、ポートフォリオにおけるオフィスビルとレジデンスとの投資金額比率を6対4とすることを目標としており、当期においてレジデンスへの投資比率を高めた結果、当期末時点の投資比率は60.4%:39.6%とおおむね目標どおりとなった。
 なお今後については、オフィスビルおよびレジデンスの二市場の市況動向を見極めながら物件取得を進めていく考えで、次期営業収益32億700万円、経常利益10億9,700万円、当期純利益10億9,600万円、1口当たり分配金1万3,200円を見込むとしている。

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