積水ハウス(株)は21日、防犯基本性能のさらなる強化をめざし、すべての戸建住宅に「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス」を標準採用すると発表した。
同社では、2002年10月に「防犯住宅」を発表、防犯基本性能を向上させたほか、「コンサルティング防犯」の体系を整備し、街ぐるみの「タウンセキュリティ」にも取り組んできている。
今回全戸建住宅への標準採用が決定した「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス(+2ロック)」は、従来の「1枚ガラス+1ロック」の窓に比べ、こじ破るために約30倍もの時間が必要。また「侵入盗対策」で重要な1階の全窓だけでなく、2階バルコニー窓にも標準化した。
なお、これらグレードアップにかかる費用をコストダウン努力により吸収、住宅価格据置で実現させている。