インターネット上で建設プロジェクトの受発注を行なうオープンマーケットと、民間版電子入札サイト「CMnet」を運営するシーエムネット(株)は22日、「CMnet」のさらなる普及・発展をめざし入会金を改定、発注者・応札者ともに無料化したと発表した。
2001年3月に開設した「CMnet」は、設立以降の約3年間で、会員数約1,400社、取扱い案件数370件、取扱高540億円の実績をあげている。
同社では現在、発注者・応札者ともに、より幅広い利用を促進するため、「CMnet」の“利用料金体系”および“使い勝手”等につき約款改定を含めた見直しを検討しており、その一環として「入会料金の無料化」を決定したもの。
これにより、2004年6月1日以降の入会申込申請分より、発注者10万円、応札者全国区10万円・地方区3万円かかっていた入会金を無料化。従来入会金に含まれていた、「入札支援システム」利用に必要な“電子証明書”発行費用(1万円)は、今後「登録料」として徴収することとした。