米国系不動産サービスプロバイダーのジョーンズ ラング ラサール インク(JLL)の日本法人であるジョーンズ ラング ラサール(株)(東京都千代田区、代表取締役:濱岡洋一郎氏)は24日、日本リテールファンド投資法人(JRF)より「イトーヨーカドー綱島」(横浜市港北区)のプロパティ・マネジメント(PM)に関する業務契約を受託したと発表。2004年6月25日より業務を開始し、商業施設のPM事業に本格参入することを明らかにした。
「イトーヨーカドー綱島店」は、JRFが6月23日に不動産信託受益権の取得を発表したショッピングセンター。
同社では、商業施設コンサルティング業者やリーシング業者から発展したPM会社ではなく、これまで行なってきた不動産投資家・不動産オーナーを対象にしたマネジメントノウハウが評価され、今回の受注につながったと判断。「対象物件の規模や内容はもとより、独立系の弊社に決まった意義は大きい。これを契機に弊社が持つノウハウやJLL独自の会計データ分析システムを駆使し、JLLが日本においてもシェアを拡大してくことを期待している」(代表取締役・濱岡氏)とコメントしている。