(株)ゼファーは28日、大規模集合住宅向け受配電管理システムについて、(株)アイ・ピー・ビー(IPB、東京都港区、代表取締役社長:増山博昭氏)と業務提携すると発表した。
同システムは、電力会社または電力小売会社から特別高圧の電力供給を受け、各戸に低圧の家庭用電力を配電するシステム。標準的な家庭では通常の電気料金と比較して、約5%程度の低減が見込まれる。
ゼファーでは、開発社であるIPBからシステムの提供を受け、開発物件に導入、商品の差別化を図っていく。巨大プロジェクトとして注目を集めている屋内人工スキー場「ザウス」跡地(千葉県船橋市)に建設予定の大規模マンション(総戸数数百戸)での導入も予定している。