定期借家推進協議会は30日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて、第6通常総会を開催、平成15年度事業報告および収支決算の承認ならびに平成16年度事業計画および収支予算などを決議、役員の改選を行なった。
世話人を務める(社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の藤田和夫氏は「今年は法案の見直しをする年。普通借家から定期借家への切り替えの容認や、特殊な事情がある場合でも中途解約を認めないなどの見直し案を考えている。本制度が普及するよう、今後も努力していきたい」と語った。
総会終了後には、研究報告として、福井秀夫定借改正特別委員長による講演「提言『定期借家制度を中心とする借地借家法の見直しについて』をはじめとした改正動向について」が行なわれ、その後、懇親会が行なわれた。