不動産ニュース / ハウジング

2004/7/6

パナホーム、業界初5階建て戸建住宅「ソルビオスNOA5」新発売

「ソルビオスNOA5」。都心部の狭小地(15坪~)で建築可能
「ソルビオスNOA5」。都心部の狭小地(15坪~)で建築可能

 パナホーム(株)は、7月10日より5階建て戸建住宅「ソルビオスNOA5(ノアファイブ)」を新発売する。工業化住宅としての5階建商品は業界初。

 「ソルビオスNOA5」は、都心部での自宅建替需要に向けて同社が販売している「ソルビオスシリーズ」の最新作。
 15坪(約50平方メートル)から建築可能な重量鉄骨NSラーメン構造により、柔軟な設計に対応できるのが特徴。足場が不要なため隣家との間隔が500ミリメートルあれば施工できる「狭小地工法」を用いており、住宅密集地でも境界ぎりぎりまで建築することが可能。また、制振性能をアップさせ、建物の揺れを瞬時に感知して制御する「AMD制振装置」を標準採用した。

 商品のコンセプトは「五住の塔」。3世代同居が可能な居室プランニングを基本としており、1階が祖父母の生活スペース、2・3階が子世帯の生活スペース、4・5階を親世帯の生活スペースとして利用できるほか、将来的に賃貸併用住宅や店舗・ガレージ併用住宅にコンバージョンすることも視野に入れた構造。吹き抜けなど上下・左右にオープンな空間をつくり、狭さを感じさせないプランニングとした。

 価格は3.3平方メートルあたり70万円台から。代表キープラン(写真)で6,720万円(265.45平方メートル、3.3平方メートルあたり83.73万円)。

 同社ではこれまで、3階建ての「ソルビオスNOA(ノア)」(2002年4月発売)、4階建ての「ソルビオス4U」(2001年1月発売)を販売しており、それぞれ350棟、150棟の販売実績がある。今回の「ソルビオスNOA5」により、狭小地での建替商品の充実を図り、建替え事業を強化していく方針。「江東区や墨田区など、東京東部の住宅密集地を主な販売エリアとして、初年度30棟の販売を見込む」としている。

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