JFE都市開発(株)、三菱地所(株)、野村不動産(株)の3社は、かねてより進行中の「山内ふ頭周辺地区土地区画整理事業」(横浜市神奈川区)施行地区内のセンターゾーン(C街区)にて、4棟の超高層免震タワーマンション「コットンハーバー タワーズ」建設に6月18日に着工。7月6日には、現地にて安全祈願祭を行なったと発表した。
同プロジェクトは、山内ふ頭周辺地区土地区画整理事業(約7ha、通称『コットンハーバー地区』)の中心街区であるC街区(約2.1ha)に、4棟の超高層免震タワーマンション(予定総戸数920戸)を建設するもの。基本計画および設計・監理を(株)三菱地所設計が、施工を前田建設工業(株)が担当する。
4棟のタワーで構成される「コットンハーバー タワーズ」は、横浜港を南に臨む立地の希少性を最大限に生かし、全戸海向き、南向き(南西・南東)の配棟としている。また、海に向かうスカイラインを強調することで横浜港を囲む良好な都市景観の形成に配慮するとともに、敷地内の緑化も積極的に行なう。さらに、地震に対する安全性確保のため、全棟免震構造となっている。
IS棟は地上23階、126戸。LS棟は地上32階地下1階、308戸。IN棟は地上23階、126戸。LN棟は地上38階地下1階、360戸。間取りは、1LDK~4LDK。竣工はIS棟が2006年10月、LS棟・IN棟が07年2月、LN棟が08年2月の予定。
認可保育園やクリニック、ミュージックスタジオなどの共用施設が計画されているほか、入居開始時期には、隣接する街区にスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどがオープンする予定。