(株)アゼルは9日、同日開催の取締役会において策定した、2005年3月期を初年度とする「新3ヵ年計画」を明らかにした。
「新3ヵ年計画」では、主力であるマンション分譲事業の抜本的な建て直し策として、戦略ターゲットとする一次取得者層向けの中低価額物件への特化や、東京、神奈川(一部静岡)、大阪地区にフォーカスしたエリア展開、戦略商品の開発による他社との差別化、コスト削減による競争力強化などを定めた。
また、マンション管理事業やアミューズメント事業、リゾート・ホテル事業といったその他関連事業の体質強化、さらなるリストラクチャリングなども盛り込まれた。
なおこれらの計画のもと、計画終了となる2007年3月期には、連結で売上高655億円、営業利益30億円、経常利益19億円、純利益18億円を見込むとしている。