(株)クリードは13日、「2004年5月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2003年6月1日~2004年5月31日)単体業績の売上高は77億900万円(前期比27.4%増)、営業利益は15億4,100万円(同68.1%増)、経常利益は13億9,000万円(同54.8%増)、当期純利益は8億2,700万円(同39.2%増)。
当期連結業績(対象31社)の売上高は103億1,000万円(同18.0%増)、営業利益は21億9,300万円(同44.7%増)、経常利益は18億300万円(同40.0%増)、当期純利益は10億4,100万円(同34.7%増)であった。
当期業績をセグメント別に見てみると、プリンシパルインベスト事業においては、物件の取得および売却が順調に進んだほか、債権への投資にも取り組み、売上高68億5,600万円(前期比26.3%増)、営業利益14億8,300万円(同35.8%増)を計上。
ファンド事業では、国内機関投資家を対象としたファンドを2本組成した結果、売上高24億5,100万円(同2.3%増)、営業利益は前期比99.7%増の10億2,200万円を計上した。
一方デューデリジェンス事業については、従来の評価業務に加え、新たな付加価値を提供するプロジェクト型デューデリジェンス業務を推進したものの、評価件数が前期に比べ減少。その結果、売上高は4億7,000万円(同▲2.5%)、営業利益は1億6,000万円(同▲26.7%)となった。
またソリューション事業では、債権売却ニーズに対するソリューションの提供など、さまざまなニーズに対応し、売上高5億3,200万円(同23.9%増)、営業利益2億100万円(同86.5%増)を計上した。
なお次期については、連結ベースで売上高130億円、経常利益22億円、当期純利益13億円を見込むとしている。