住友不動産販売(株)は7月30日、「2005年3月期第1四半期業績の概況(連結)」を発表した。
当期(2004年4月1日~2004年6月30日)連結業績の売上高は107億500万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は19億2,600万円(同18.6%増)、経常利益は18億9,700万円(同20.7%増)、当期純利益は10億8,300万円(同25.3%増)となった。
営業収益の増加の理由として同社では、主力の仲介業務における取引件数の増加や1件当たり取扱い価格の上昇などによる取扱高・仲介収益の増加や、小規模建売事業による不動産販売収益が大幅に増加したことなどを挙げている。また、利益面では、業務効率の向上により営業費用の削減が図られたこと、有利子負債の削減や調達金利の低下により支払利息が大幅に減少し、金融収支が改善したことなどで、営業利益と経常利益がそれぞれ前年同期比で上回る結果となったとしている。
なお、同社では、第1四半期の業績としてはおおむね当初予想どおりに推移しており、5月12日の2004年3月期決算時に発表された通期業績予想に変更はなく、売上高527億円、経常利益114円、当期純利益65億円を見込むとしている。