不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/8/5

デ・リード、首都圏賃貸アパート特化型ファンドを組成

 不動産コンサルティング事業などを手がける(株)デ・リード(東京都港区、取締役社長:神農雅嗣氏)は、このほど、首都圏の賃貸アパートに特化した不動産私募ファンド「エスパスファンド1号」を組成、運用をスタートした。

 投資対象は、主に城南・城西地区および都心部といったポテンシャルの高いエリアにおいて、グループ会社の(株)セレコーポレーション(東京都港区、代表取締役:神農雅嗣氏)が建設する軽量鉄骨造の低層集合住宅(アパート)。
 SPCである(有)エスパスが、「セレ北沢」(東京都世田谷区、総戸数10戸、年間賃料1,075万2,000円)、「セレ下丸子」(東京都大田区、総戸数8戸、年間賃料720万円)など14物件の信託受益権を、オリジネーターであるセレコーポレーションより取得予定となっている。予定取得価格は約20億円。

 運用方針はインカムゲインを主としたもので、資産運用期間は5年間。プロパティマネジメント会社による5年間一括借り上げ方式での運用とし、想定利回りは10%(5年平均)を見込んでいる。
 募集総額は5億円、募集単位は1口500万円(2口以上1口単位)。すでに第1回目の募集を終え、セレコーポレーションの取引先および関係者を中心とした国内投資家より1億9,000万円を集めており、第2回目以降は、一般からも出資を募る予定。

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