日本ビルファンド投資法人(NBF)は13日、東京周辺都市部におけるポートフォリオの充実のため、「シーノ大宮ノースウイング(区分所有部分等)」(さいたま市大宮区)の所有権取得を決定したと発表した。
同投資法人では、物件の所在地が、上越・東北新幹線、JR埼京線・JR京浜東北・高崎・宇都宮線ほか鉄道アクセスに恵まれている上、商業施設が集積する「大宮」駅周辺地区のトップビルであることから、優良物件であると評価したもの。
同物件は、2004年2月20日に竣工したもので、地下1階地上20階建ての「シーノ大宮ノースウイング(業務棟)」(敷地面積3,083.98平方メートル、延床面積30,227.21平方メートル)と、地下2階建ての「シーノ大宮アトリウム(管理棟)」(敷地面積2,366.04平方メートル、延床面積385.79平方メートル)とで構成されている。今回取得したのは、「シーノ大宮ノースウイング」の土地について共有持分の64.34852%、建物について9~22階部分の区分所有権と、「シーノ大宮アトリウム」の土地について共有持分の22.40497%、建物について共有持分の22.40497%。
取得先は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(神奈川県横浜市、理事長:小森 博氏)、取得価格は112億3,634万5,000円。8月16日に不動産売買契約を締結、2005年10月1日に引渡しを行なう予定。