（株）アイディーユーは8月31日、2004年6月28日に公表した「2004年8月期業績予想」を修正、併せて子会社の固定資産譲渡について発表した。
これによると当期単体での業績予想数値は、売上高26億5,000万円（前回発表予想24億円）、経常利益4億6,000万円（同3億8,100万円）、当期純利益2億8,000万円（同2億2,100万円）に上方修正。
当期連結での業績予想数値についても、売上高100億円（前回発表予想80億円）、経常利益4億8,000万円（同4億600万円）、当期純利益2億9,000万円（同2億3,600万円）に上方修正された。
修正の理由は、単体での売上高については不動産の流動化およびコンサルティング事業における企業再生プロジェクト関連の増加、連結売上高については、同社の子会社である（株）マザーズオークションキャピタルにおいて不動産の流動化および精査を行なった結果であるとしている。
なお、単体、連結ともに、経常利益および当期純利益については、積極的な大型オークション継続開催およびシステムのバージョンアップなどによる販売費の増加を、営業収益が上回ったことから、いずれも前回予想を上回ったとしている。
また、同日発表された固定資産の譲渡については、（株）アイディーユービービービー保有の固定資産2物件（いずれも大阪市北区の賃貸用オフィス）を（有）エスアイゴールド5号（東京都千代田区、取締役：三宅宣哉氏）に譲渡するというもので、譲渡価額は合計で19億2,000万円。8月31日に契約締結および信託受益権の譲渡が行なわれた。
なお、これに伴う固定資産売却益は、約4,000万円と見込んでいる。
