不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/10/14

UUR、投資物件に「スカイコート芝大門」など3物件を取得

 ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)は13日、不動産投資信託(REIT)のための投資物件として「スカイコート芝大門」(東京都港区、総戸数54戸)、および太平洋セメント社宅の「メゾンアサノ浮間」(東京都北区、同147戸)、「習志野台4丁目社宅」(千葉県船橋市、同87戸)の不動産信託受益権を取得すると発表した。

 「スカイコート芝大門」は、2003年4月竣工、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根12階建ての共同住宅。都営地下鉄三田線「御成門」駅、同大江戸線・浅草線「大門」駅より各徒歩5分と交通アクセスに優れた立地にあり、一棟貸しにて事業法人に賃貸されているため、安定的な収益が見込めることなどを評価し、売り主のスカイコート(株)(東京都新宿区、代表:西田鐵男氏)より11億7,500万円で取得することを決定した。
 総賃貸可能面積は1,486.38平方メートル。テナント数は1で、売り主のスカイコートが、同物件を阪急電鉄(株)にサブリースしている。
 10月15日に信託受益権売買契約を締結、同日信託受益権の移転を行なう予定。

 一方、太平洋セメントの社宅である「メゾンアサノ浮間」および「習志野台4丁目社宅」は、東証一部上場企業の社宅として、15年間の定期借家契約を締結する予定となっているため、安定的な収益が見込めると判断、取得を決定した。取得先はパラソル・ビレッジ(有)(東京都千代田区、代表:伊澤 洋氏)、取得価格は、「メゾンアサノ浮間」が35億3,000万円、「習志野4丁目社宅」が11億4,000万円、総額46億7,000万円。
 「メゾンアサノ浮間」は1992年3月竣工、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根12階建て。総賃貸可能面積は12,691.43平方メートル。「習志野台4丁目社宅」は1990年2月竣工、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付8階建て。総賃貸可能面積は6,840.86平方メートル。
 10月13日に信託受益権売買契約を締結、10月26日に信託受益権の移転を行なう予定。

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