神戸市中央区でマンション分譲などを手がける和田興産(株)(代表取締役:和田憲昌氏)は14日、「2005年2月期中間決算短信」(単体)を発表した。
当期(2004年3月1日~8月31日)単体業績の売上高は125億5,000万円、営業利益は18億6,400万円、経常利益は16億7,800万円、当期純利益は8億6,400万円であった。
セグメント別には、不動産販売事業のうち主力のマンション販売において、発売戸数306戸、契約戸数250戸、引渡戸数381戸と堅調な推移を見せ、売上高114億1,000万円を計上。
賃貸その他事業については、事業収益拡大に向けた賃貸不動産の確保およびバリューアップ事業の確立を図った結果、8棟179戸の新規賃貸物件を投入、6億7,500万円の賃料収入を計上した。
なお通期は、分譲マンションが17棟622戸(売上高204億1,600万円)の完工引渡を予定しているほか、宅地販売、賃貸不動産販売として9億7,500万円の売上を見込むとしている。また、賃貸その他事業においても、当中間期の達成率がおおむね100%であることから、堅調に推移するものと予測。
これらを踏まえ、単体ベースで通期売上高227億5,400万円、経常利益21億5,000万円、当期純利益11億5,600万円を見込んでいる。