(株)矢野経済研究所は、住宅リフォーム市場に関する調査書「2004年版住宅リフォーム市場に関する調査結果」をまとめた。
これによると、2003年の住宅リフォーム市場規模は前年比▲4.0%減の6兆8,634億円で、2010年には15.6%増、2020年には33.2%増の9兆1,404億円となる見込み。
リフォーム業の現状では、元請事業者として参入するのではなく、小売業など異業種からリフォームを提案する事業展開が進んでいるとのこと。中古住宅再生ビジネスや、リフォーム事業者紹介業など消費者のあらゆるシーンからリフォームができるため、潜在需要の顕在化に期待している。
また、多くの人々が「バリアフリー」に改修が必要だと考えているが、年金問題など将来に対する不安などが影響し、リフォームするきっかけがつかめない、意欲が弱い、という調査結果が出た。親孝行リフォームなどの新しい提案もあるという。
同資料はA4判385頁、11万5,500円で販売中。