不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/10/26

王子製紙子会社ら、JREIT組成に向け資産運用会社を設立

 王子製紙(株)100%子会社の王子不動産(株)(東京都中央区、代表取締役:清水和紀氏)は26日、不動産投資信託(JREIT)組成に向け、(株)新日鉄都市開発、住友信託銀行(株)と共同で、資産運用会社「トップリート・アセットマネジメント(株)」(東京都中央区、代表取締役:土田京一氏、資本金3億円)を設立したと発表した。

 同REITは、オフィスビル、賃貸住宅、商業施設を主な投資対象とする総合型REITで、上場当初の資産規模は約500億円。東京・大阪・名古屋の三大都市圏を中心に、地方圏についても立地や収益性等を厳選し物件取得を進め、同社および新日鉄都市開発の開発物件等の供給による安定的な外部成長力などにより、中期的に資産規模3,000億円程度への拡大・成長を図っていくとしている。

 なお、新会社は今年度内にも改正投信法に基づく投資信託委託業者の認可申請を行ない、投資法人を設立、東京証券取引所への上場をめざす方針。出資比率は、住友信託銀38%、新日鉄都市開発31%、王子不動産31%。

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