良品計画グループで、「無印良品」のコンセプトを生かした新しい住空間事業「MUJI + INFILL(ムジ・インフィル)」を展開するムジ・ネット(株)(東京都豊島区、代表取締役社長:浅田直熙氏)は、約5,000品目にものぼる無印良品の商品を組み合わせ、“編集していく住まい”をめざした「MUJI + INFILL 木の家」のモデルハウスを、「無印良品有楽町」(東京都千代田区)にオープン。10月28日の本格販売開始に先駆け、27日、同モデルハウスをプレス関係者らに公開した。
「MUJI + INFILL 木の家」は、生活環境の変化に応じ、間取りを自在に変化させることのできるスケルトン・インフィル型の住宅。開放的な吹き抜けが特徴的な箱形の空間の中に、モジュール(基準寸法)を統一した無印良品の家具や収納などのインフィルを自由に組み合わせ、住む人が住まいを“編集していく”ことができる。
建物本体はSE構法を、部材には集成材を採用し、強度の高い住まいを実現するとともに、外断熱、床暖房を標準装備。また部材は工場で生産、現場での作業を軽減し工期を短縮することで、コスト削減を実現している。
販売にあたっては、モデルハウスにおいて、敷地条件等による標準35プランに基づきコーディネートしていくオーダーシステムを採用。第一号店としてオープンした直営の有楽町店に続き、12月には東京都世田谷、2005年2月には千葉県で、それぞれネットワーク・パートナー企業によるモデルハウスがオープンする予定となっている。
販売エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏エリア。価格は、基本プラン(工事面積122.54平方メートル)で本体工事価格が1,785万円(税込)、最小の標準プラン(同91.08平方メートル)で同1,575万円(同)。
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