東急不動産(株)は2日、2002年春から発売した都心型マンションシリーズ「クオリア(QUALIA)」が、特にシングル女性から評価が高かったことを受け、同社女性社員プロデュースによる「クオリア桜新町」(東京都世田谷区、45戸)を11月上旬から発売すると発表。
クオリアは、シングル・ディンクス向けに基本性能やセキュリティなどを強化したシリーズ。17棟1,000戸超を好調に販売。特にシングル女性からの評価が高く、購入者比率も3~5割を占めた。
実際に働く女性のグループインタビューを実施したところ、帰宅後の生活の中で重要な場所として挙げられたのが浴室だった。その声を生かし、浴室のリビング化をめざし、期間限定で、浴槽タイプや浴室タイルを選択できる「浴室セレクトプラン」を導入。
また、帰宅後すぐに入浴できる、外出先から遠隔操作が可能な東京ガス(株)の「リモートプラス」も導入した。浴室は通常よりも広めのサイズとなっており、浴室の床材には断熱層を重ねたサーモフロアが採用。
その他、鏡の開き方が3通りに使えるスイング三面鏡や、IHクッキングヒーターも設置されている。
東急田園都市線「桜新町」駅から徒歩5分。5階建て、敷地面積947.21平方メートル、延床面積2,612.08平方メートル。専有面積30.81平方メートル~53.85平方メートル、間取りは1DK、1LDK、2LDK。竣工は2005年6月下旬予定。販売価格は2,400万円台~5,500万円台の予定。
同社では今後も「クオリア」シリーズを年間400~500戸程度を目標に、積極的に展開していくとしている。