東北を中心に東日本全域で分譲マンションの企画・販売を行なう(株)サンシティは4日、不動産投資信託(REIT)事業への参画に向け、米・LCPグループと極東証券が中心となって設立した資産運用会社「エルシーピー・リート・アドバイザーズ(株)」(東京都中央区、代表:田邊 久氏、以下LCP)への出資につき、基本合意に達したと発表した。
同社では、高利回り・高品質の賃貸用マンション供給により、投資家への一棟売りを通じて新しい投資商品を提供することなどを目的とした「SUNRISE(サンライズ)事業」を展開。今回のREIT事業参入で、SUNRISE事業による賃貸物件を来年度以降30億円~50億円程度安定的に売却していくとしている。
なお、同社のLCPへの出資比率は3%~5%の範囲内で調整する方針で、資本金2億円のうちの900万円~1,500万円程度となる見込み。
また、REIT事業に基づく投資法人「エルシーピー投資法人(仮称)」は2005年秋に東京証券取引所への上場をめざしている。