不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/11/12

ユニバーサルホーム、「2005年3月期中間決算」発表

 (株)ユニバーサルホームは11日、「2005年3月期中間決算短信(非連結)」説明会を行なった。

 当期単体業績の売上高は12億4,700万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は6,700万円(同▲60.7%)、経常利益は8,900万円(同▲48.4%)、当期純利益は5,000万円(同▲48.6%)であった。 連結子会社であった(株)ユニバーサルインシュアランスより04年4月1日付で、 地盤調査業務についての営業譲渡を受けたため、同期より非連結での決算となっている。

 当中間期は商品戦略として、主力商品である「熱強の家Class ONE」に次世代省エネ基準クリアなど性能面でプラスした「Class ONE NEXT」や、新展開であるデザイナーズシリーズ第1弾である「ドリーム・コート」を発売した。さらに直営3号店となる「静岡南店」を5月にオープン。契約棟数25、上棟数17の実績を挙げるとともに、近年増加している会員店の多店舗展開に対するノウハウの集積などの面で貢献している。また、体感型モデルハウスへの建て替え・改装を積極的に支援する「モデルハウス建替支援制度」も2件の利用があった。
 減益となった要因としては、不採算店舗の整理や、CF制作や人材教育への注力による販売費および一般管理費の増加を挙げており、直営店の本格的業績寄与による増収もおよばなかったとしている。
 なお通期の見通しは、連結で売上高30億4,000万円(前期比22.4%増)、経常利益3億円(同▲23.9%)、当期純利益1億6,500万円(同▲23.6%)を見込むとしている。

 また、代表取締役社長の加藤充氏による下期の戦略は、全国一斉キャンペーンによるブランド力の強化や、新商品開発による新規顧客層の発掘、各種研修により本部指導型の体制を強化、さらなる営業力向上を図るとしている。
 商品戦略としては、デザイナーズシリーズ第2弾「be・style」を11月に発表、同じく発表となった「全館床暖房システム」も合わせ、商品層を厚くすることによって、多様化する顧客ニーズに対応し、競争力を強め差別化を進めていくと語った。
 さらに、05年3月には神奈川県に直営4号店をオープンすると発表、販促・設備投資費の見通し増も、来期以降の先行投資であるとした。

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