(株)コマーシャル・アールイーは12日、「2005年3月期中間決算」(単体・連結)を発表した。
当期(2004年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は100億3,300万円(前年同期比58.6%増)、営業利益は2億8,100万円(同21.8%増)、経常利益は2億3,100万円(同24.0%増)、当期純利益は1億1,800万円(同17.5%増)。
当期連結業績の売上高は109億9,100万円(同69.8%増)、営業利益3億3,700万円(同44.3%増)、経常利益は3億円(同58.5%増)、当期純利益は1億9,100万円(同86.4%増)であった。
セグメント別には、PM事業においては、従来の中核である倉庫のサブリース事業は堅調に推移したものの、新規事業のレンタルオフィス事業やオフィスビル管理事業での先行投資として、人材整備などを行なったことから売上総利益額を上回る経費負担の増加があった。この結果、営業収益50億1,200万円(前年同期比0.4%増)、営業利益2億6,700万円(同▲7.2%)を計上した。
AM事業においては、投資用アパートの建築請負事業や販売事業が好調に推移したことに加え、ファンド事業を活用した展開が軌道に乗ったことから、売上高59億7,900万円(同304.0%増)、営業利益5億1,300万円(同125.9%増)と大幅な増収増益となった。
なお通期業績予想については、連結ベースで売上高223億円、経常利益10億円、当期純利益5億5,000円として、5期連続の増収増益を見込むとしている。