有楽土地(株)は17日、「2005年3月期決算短信」(単体・連結)を発表した。
当期(2004年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は258億7,300万円(前年同期比▲34.0%)、営業利益は22億7,100万円(同▲55.3%)、経常利益は14億1,600万円(同▲65.6%)。当期純利益は8億1,000万円(同▲65.7%)。
当期連結業績(対象1社)の売上高は297億8,800万円(同▲32.7%)、営業利益は22億4,900万円(同▲63.0%)、経常利益は14億3,100万円(同▲72.3%)、当期純利益は8億1,500万円(同▲72.4%)であった。
当期は、不動産販売事業において「ガーデンアソシエ(愛称:ビッグオレンジ)」、「ベルズ・スクエア川崎大島」などの分譲マンションを販売。堅調な販売実績をあげたものの、引渡戸数が下半期に偏っているため、減収となった。
不動産賃貸事業では、経費削減の徹底により賃貸ビル事業の効率化を推進するとともに、テナントサービス向上に努めることで入居率を改善。さらにプロパティマネジメント業務の受注に積極的に取り組んだ結果、前年同期比2.2%増の51億6,200万円の営業収益を計上している。
また不動産斡旋事業においては、受託販売業務におけるマンション引渡戸数の下半期への偏重および不動産仲介業務における業界内の競争激化などの影響から、営業収益は27億6,600万円(前年同期比▲21.0%)となった。
なお通期は、連結ベースで売上高830億円、経常利益74億円、当期純利益42億円を見込むとしている。