不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/11/25

長谷工コーポ、「2005年3月期中間決算」発表

 (株)長谷工コーポレーションは25日、「2005年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2004年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は1,761億3,300万円(前年同期比▲4.2%)、営業利益は144億円(同16.4%増)、経常利益は120億2,900万円(同14.1%増)、当期純利益は▲513億7,700万円。
 当期連結業績の売上高は2,257億5,700万円(同▲1.6%)、営業利益は183億4,400万円(同14.2%増)、経常利益は152億6,700万円(同13.4%増)、当期純利益は▲305億3,200万円であった。

 セグメント別には、不動産事業では、マンション受託販売などが順調に推移し、売上高227億円(同35.3%増)、営業利益12億円(同8.3%増)と増収増益。賃貸および管理事業では、大規模マンションを中心とした管理受託とともに、プロパティマネジメント物件を受託するなど管理戸数は順調に増加、賃貸マンションのサービスメニューの拡充などに努めた。一方で、マンション管理料、賃借料ともに値下げ傾向が依然強いことから、全体では売上高212億円(同▲4.3%)、営業利益14億円(同74.9%増)であった。

 同社は、当期が中期3ヶ年計画「通称NUBI<ナビ>21」の最終年度であることから、同日開催の取締役会において、「固定資産の減損に係る会計基準」を早期適用を決議。同中間期において、単体で579億円、連結で404億円、固定資産に係る減損損失などの特別損失を計上した。
 これにより、通期業績予想を修正。単体では売上高4,000億円、経常利益310億円は変更なく、当期純利益は▲460億円(前回発表時120億円)、連結では売上高4,960億円、経常利益370億円は変更なく、当期純利益は▲235億円(前回発表時170億円)を見込むものとしている。

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