不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/12/21

JPR、投資物件1物件を取得し2物件を譲渡

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は20日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「シュトラッセ一番町」(仙台市青葉区)の所有権取得を決定したと発表した。

 同物件は、仙台の商店街の中でもファッション感覚が鋭い若者層が集まる、外資系有名ブランドも数多く出店するエリアに所在する。2002年10月竣工、鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付8階建ての商業ビル。敷地面積は648.81平方メートル、延床面積は3,445.80平方メートル。総賃貸可能面積は2,861.91平方メートル、テナント数は1で、稼働率は100%となっている。

 また、同日、「JPR池袋ビル」(東京都豊島区)、「朝日生命福岡第三・第四ビル」(福岡市博多区)、「朝日生命高松第二ビル」(香川県高松市)の3物件の譲渡を決定、契約を締結したと発表した。2004年6月期末帳簿価格では、合計64億9,212万1,504円で、譲渡価格は、合計で71億1,000万円(ただし、固定資産税、都市計画税相当額の精算分および消費税を除く)。3物件合計での差額は6億1,787万8,496円となった。譲渡先は護国寺ホールディング特定目的会社。

 JPRでは、資産運用の投資態度に基づき、当該不動産の現状および将来にわたる収益および資産価値の増減の予測やポートフォリオ全体の資産構成などを考慮したうえでの決定であるとしている。2005年3月16日に引き渡しを行なう予定。

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