不動産ニュース / ハウジング

2005/1/12

アキュラホーム、低価格高レベルの耐力壁を開発

 埼玉県中西部を中心に木造注文住宅を手がける(株)アキュラホーム(埼玉県さいたま市、社長:宮沢俊哉氏)は12日、建築基準法における壁倍率の上限値である「5.0倍」を低コストで実現する耐力壁の開発に成功し、国土交通大臣認定を取得したと発表した。

 当該耐力壁は、木造軸組工法で住宅の耐震性能を強化する「筋かい」の替わりに9mm厚の合板の壁をはめ込んで固定する「はめこみ構造用合板張耐力壁(床勝ち受材併用)」で、日本の伝統的工法である「切削(しゃくり)」を応用したもの。実験上では、壁倍率6.3倍を確認している。

 一般的な「構造用合板耐力壁(壁倍率2.5倍)」の2倍以上の強度を持つため、枚数が半分で同等の強度を出せるため、コストが半減出来ること、床勝ちで柱や梁にはめ込む構造により、外壁・内壁いずれにも対応できることにより、設計に自由度が増すことなどが特長となっている。

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