不動産ニュース / ハウジング

2005/1/12

アキュラホーム、低価格高レベルの耐力壁を開発

 埼玉県中西部を中心に木造注文住宅を手がける(株)アキュラホーム(埼玉県さいたま市、社長:宮沢俊哉氏)は12日、建築基準法における壁倍率の上限値である「5.0倍」を低コストで実現する耐力壁の開発に成功し、国土交通大臣認定を取得したと発表した。

 当該耐力壁は、木造軸組工法で住宅の耐震性能を強化する「筋かい」の替わりに9mm厚の合板の壁をはめ込んで固定する「はめこみ構造用合板張耐力壁(床勝ち受材併用)」で、日本の伝統的工法である「切削(しゃくり)」を応用したもの。実験上では、壁倍率6.3倍を確認している。

 一般的な「構造用合板耐力壁(壁倍率2.5倍)」の2倍以上の強度を持つため、枚数が半分で同等の強度を出せるため、コストが半減出来ること、床勝ちで柱や梁にはめ込む構造により、外壁・内壁いずれにも対応できることにより、設計に自由度が増すことなどが特長となっている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆