不動産ニュース / その他

2005/2/4

日本ツーバイフォー建築協会、「木造耐火建築物」現場説明会開催

内部にはアルミニウムはく(0.05mm)が挟み込まれている
内部にはアルミニウムはく(0.05mm)が挟み込まれている

 (社)日本ツーバイフォー建築協会は4日、ツーバイフォー工法による耐火建築物の現場説明会を開催した。

 同協会では昨年、木造初となるツーバイフォー工法による国土交通大臣の「耐火構造認定」を取得。技術講習会を全国で開催するなど活動を行なってきた。
 すでに64棟(東京都47、神奈川県5、千葉県・岡山県各2、北海道・新潟県・埼玉県・愛知県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県各1)の建築が開始されている。

 今回は初期の建築実例として、東京都練馬区にある専用住宅で説明会が行なわれた。お寺の庫裏のため、和風建築とする物件は、2階建て、延床面積366.22平方メートル。
都営大江戸線「豊島園」駅前の道路に面した路線防火地域で、付近は寺院が集中した閑静な住宅地となっている。

 建物の施工状況は、内部にアルミニウムはくの上に強化せっこうボードを張り、外部開口部は周囲木口部分を不燃材料で被覆。天井には天井コードの穴の根元に耐火パテがあてられている。

 なお、同物件の着工は2004年11月、竣工は05年3月の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。