三井不動産(株)(東京都中央区、代表取締役社長:岩沙弘道氏)は9日、都心型商業施設「ZOE(ゾーエ)銀座」(東京都中央区)を2005年3月9日(水)に開業すると発表した。
同施設は、中埜産業(株)(愛知県半田市、代表取締役社長:中埜又左ェ門和英氏)が事業主として建設中の地上9階・地下2階建商業ビル。三井不動産は同プロジェクトの総合企画業務を担当している。
施設名称の「ZOE」は、Zeal(熱意)Originality(創造)Elegance(優美)の各頭文字から取った造語で、「ZOE」そのものは「命」を意味する。有楽町駅と銀座の中央通りを結ぶ中間地点に位置する同施設は、3方向の壁面が1階から9階まで透明ガラスのシンプルでモダンなデザインとなっており、銀座を嗜好する大人の女性をメインターゲットに日常生活から人生の晴れの舞台まで、さまざまなシーンに彩りを添える場の提供をめざしていく。
同施設の敷地面積は887平方メートル。フロア構成は、1・2階にファッションアパレル、3階に美容室、地下1階および4階~9階までがレストランとなっており、商品クオリティや接客サービスにこだわりを持つ全9店舗が出店。その個性が十分に発揮できるよう、1店舗あたりの広さは約400平方メートル~約1,300平方メートルと、都心立地の商業店舗としては希少なゆとりある規模となっている。