東急不動産(株)の関連会社である東急リロケーション(株)は17日、滞在型ホテル「東急ステイ」の新規店舗として、「東急ステイ東銀座」(東京都中央区、客室数125室)を3月3日に、「東急ステイ五反田」(東京都品川区、同168室)を3月10日にオープンすると発表した。
「東急ステイ」は、「クリーン・セーフティー・リーズナブル」をコンセプトとした滞在型ホテル。客室内にクッキングヒーター付ミニキッチン、電子レンジ、洗濯乾燥機、DVDなどを標準装備してあるほか、連泊、長期割引のある料金設定などにより、企業の研修やビジネスマンの長・短期出張、外国人の国内滞在先としてさまざまなスタイルで利用されている。
今回オープンを迎える「東銀座」は、東急リロケーションが事業用借地権設定契約(20年)により開発を行ない、東急ステイサービス(株)が運営を担当。また、「五反田」は、開発型証券化スキームを用い、同じく東急リロケーションが開発、東急ステイサービスが運営を行なう。
なお、2店舗の新規オープンにより、「東急ステイ」は東京都内に10店舗1,200室体制を実現。今後も出店ペースを加速させ、都心部を中心に2008年までに1,800室体制をめざすとしている。