国土交通省ら主務省は16日、千葉県が2月10日に行なった、多極分散型国土形成促進法に基づく業務各都市基本構想(木更津)に係る同意申請について協議を行なってきた結果、同日付で同意することを発表した。
「木更津業務核都市基本構想」については1992年3月に、基本構想の承認を受けている。その基本的方向は、自然と都市サービスを併せ持ち、アメニティにあふれた創造的環境の醸成、情報の交流の活発化によって、千葉南地域の中核であるとともに東京湾臨海部の要となる業務核都市となることをめざすというもの。
今回盛り込まれた変更は、業務施設集積地区のひとつである“かずさアカデミアパーク地区”における中核的施設の追加。また、同業務都市に関連する各種整備の進捗状況などを踏まえた時点修正を行なった。
当該地は、千葉県木更津市および君津市の一部、約9,779平方メートル。自然との調和、公共施設の整備等良好な職住環境の醸成に配慮しつつ研究・工業・住宅・業務・物流等の機能の整備を図っていく方針となっている。