不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2005/3/30

JRE、「(仮称)晴海センタービル」の優先出資証券を取得

 ジャパンリアルエステイト投資法人はこのほど不動産対応証券として、2005年5月に着工を予定している「(仮称)晴海センタービル」(東京都中央区)の優先出資証券の取得を決定した。

 当該物件は、土地面積4,663.63平方メートル、延床面積27,494.17平方メートル、塔屋1階付地上10階建てのオフィス・商業複合ビル。貸付有効面積は20,778.85平方メートルで、資産総額は128億2,100万円を見込んでいる。竣工は06年11月末日を予定している。

 同投資法人では、都営地下鉄「勝ちどき」駅徒歩8分、および晴海トリトンスクエアの竣工によって認知度が高まった、新たなオフィスエリアという立地や、計画建物のスペックの高さを評価している。取得先は、晴海フロント特定目的会社(東京都中央区、取締役:河合秀二氏)、取得価格は合計12億7,000万円。
 05年3月24日に優先出資引受契約締結、同年3月29日に第1回優先出資証券9億5,600万円取得、同年11月24日に第2回優先出資証券4,600万円取得、06年11月24日に第3回優先出資証券2億6,800万円取得する予定となっている。

 なお、優先出資証券の取得は、国内上場不動産投資法人としては初の試み。

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