不動産ニュース / その他

2005/4/8

官民合同会議、「防犯性能の高い建物部品」の開発・普及状況を発表

 関係省庁および建物部品関連の民間団体からなる「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」は、2004年度における防犯性能の高い建物部品(以下「防犯建物部品」)の開発・普及状況、および今後の普及促進方策を発表した。

 2002年11月に設置された同会議は、昨年4月に「防犯性能の建物部品目録」を取りまとめ、ホームページ(http://www.cp-bohan.jp/)にて公開。それ以降も、ドア、錠、サッシ、ガラス、シャッター等に関する防犯性能試験を引き続き実施し、防犯建物部品として新規240品目を追加するとともに、車庫等に使用されるオーバーヘッドドアを新たな種別として追加した。
 また普及状況としては、2004年末時点での出荷状況(各業界団体における推定値)が、錠等約44,640個、各種ドア約2,700体、サッシ約1,900本、窓シャッター等約3,800体、ガラス約100万平方メートル、ウィンドウフィルム約14万平方メートルとなっている。

 なお防犯建物部品普及に向け、すでに行なっている共通標章(CPマーク)の策定やホームページによる情報提供などに加え、今後は防犯優良マンション認定制度(仮称)の整備・普及促進、住宅性能表示制度における防犯性能の評価・表示の導入、戸建住宅における省エネ・防犯情報提供事業の促進などの取り組みを実施していく方針。

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