三井ホーム(株)は18日、自由設計の都市型3階建住宅の新商品「PHIL-VIENTO(フィル・ビエント)」を、4月23日より発売すると発表した。
同商品は、都市部を生活圏とする建て替え・住み替え層をターゲットとした3階建て商品。
都市部で快適な室内環境を得るための採光、通風、プライバシーの確保を考え、各階ごとにテーマを設定。1階にはビルトインガレージと、趣味や社交の場となる「パブリック&ホビーゾーン」を、2階にはキッチンをダイニングとリビングの間に置き、部屋同士をバルコニーでつなげた子供部屋を設けた「ファミリー&キッズゾーン」を、3階には夫婦のための空間として「プライベート&リラックスゾーン」を配置し、公的な空間と私的な空間とを分けながら、「つながり」と「自立」が両立する空間デザインをめざした。
外観は、ボックス形状と直線を貴重としたシンプルなデザインを採用。アシンメトリーな正面デザインと、1階開口の目隠しやバルコニーに採用したルーバーの透け感などにより、建物に奥行きを持たせ、通りへの圧迫感を軽減する。
参考価格は72坪タイプで坪単価79万円、本体価格5,705万5,000円(三大都市圏価格)。沖縄を除く全国で販売し、同社が取り扱うその他の3階建て商品全体で、今年度500棟の販売を見込むとしている。
なお同商品のモデルハウスは、「浦安モデルハウス」(千葉県浦安市、「浦安住宅公園」内)および「志木モデルハウス」(埼玉県朝霞市、「志木住宅公園総合展示場」内)として4月23日よりオープン。また併せて全国のモデルハウスにおいて、「3階建住宅フェア」を5月31日までの期間実施する予定。