不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/4/28

三井不動産、「2005年3月期決算」発表

 三井不動産(株)は28日、「2005年3月期決算(単体・連結)」を発表した。
 
 当期(2003年4月1日~2004年3月31日)単体の売上高は6,044億5,600万円(前期比▲1.9%)、営業利益730億9,300万円(同10.9%増)、経常利益607億1,400万円(同▲3.5%)、当期純利益165億2,900万円(同150.2%増)となった。
 連結業績の売上高は1兆1,113億5,900万円(同0.8%増)、営業利益は1,157億6,400万円(同6.0%増)、経常利益は946億3,700万円(同8.5%増)、当期純利益は286億9,300万円(同98.5%増)であった。

 同社では、売上高においてオフィスビルや商業施設の新規通期稼動による賃貸セグメントの増収に加え、不動産の売買仲介や流動化案件の取扱件数増加による仲介・販売受託・コンサルティングセグメントの増収などにより、対前年比85億円プラスの1兆1,113億円。営業利益は、主に仲介・販売受託・コンサルティングや同社が開発あるいはバリューアップした収益不動産を投資家に売却する事業の拡大に伴う分譲セグメントの増収により、同65億円増の1,157億円となった。経常利益は営業利益の増益および支払い利息の減少により過去最高益となる946億円を記録し、2期連続の過去最高益更新となる。
 特別損失として固定資産に係る減損会計の早期適用による減損損失338億円を特別損失として計上したが、当期純利益は対前期比142億円の増益し286億円となった。
 
 なお次期(2006年3月期)については、単体ベースで売上高6,100億円、経常利益615億円、当期純利益300億円を、連結ベースで売上高1兆1,250億円、経常利益1,000億円、当期純利益500億円を見込んでいる。
 

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