不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/5/12

藤和不「2005年3月期決算」、連結経常利益11.9%増

 藤和不動産(株)は12日、「2005年3月期決算短信」(単体・連結)を発表した。

 当期単体業績の売上高は1,544億4,000万円(前年同期比▲2.5%)、営業利益は131億3,500万円(同11.1%増)、経常利益は121億1,000万円(同7.6%増)、当期純利益は▲359億5,200万円。
 当期連結業績(対象5社)の売上高は2,063億1,500万円(同0.8%増)、営業利益は178億6,800万円(同8.3%増)、経常利益は155億8,600万円(同11.9%増)、当期純利益は▲341億3,800万円であった。
 主力のマンション事業が順調に推移し、売上高、営業利益、経常利益では増収増益となったが、今年3月に策定した「新事業計画」により不動産賃貸事業、リゾート事業から撤退することとなったため、固定資産の減損損失、処分損等による約1,316億円の特別損失を計上。また、主力取引金融機関であるUFJ銀行からの支援により債務免除益781億円を計上した結果、当期純損失341億3,800万円となった。

 なお次期は、「新事業計画」に沿って、マンション分譲事業、マンション管理事業、不動産仲介事業のコア3事業に経営資源を集中させるとともに、三菱地所(株)との戦略的パートナーシップに基づくシナジー効果を発揮し、連結売上高1,410億円、経常利益102億円、純利益69億円を見込むとしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆