不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/5/27

ディックスクロキ「2005年3月期決算」、売上高・経常利益ともに過去最高を更新

 (株)ディックスクロキは27日、「2005年3月期決算(非連結)」の説明会を開催した。

 当期単体業績の売上高は202億2,600万円(前期比29.3%増)、営業利益は8億6,500万円(同87.9%増)、経常利益は5億9,000万円(同94.6%増)、当期純利益は3億1,100万円(同124.8%増)となった。
 福岡・東京ともに不動産販売事業が好調に推移した結果、売上高は上場以来5期連続での過去最高を更新。
 また、賃貸マンション一棟売りに特化した同社ビジネスモデルの浸透、およびマスコミで取り上げられたことなどによる認知度のアップなどから、指名買い・直売が急増。これにより販売手数料・広告宣伝費などの販管費2.5億円を削減することができ、経常利益についても2期連続で過去最高となった。

 次期業績は、売上高207億4,400万円(当期比2.6%増)、営業利益9億6,400万円(同11.4%増)、経常利益7億円(同18.6%増)、純利益3億8,600万円(同24.1%増)を予想。「現状の売上計画に対する仕入の進捗が順調なことをふまえた堅実な計画としているが、既存ビルの期中仕入により売上高20億円程度の上積みをめざしていきたい」(同社代表取締役・黒木透氏)としている。

 なお中期戦略として、2008年3月期売上高約260億円、利益約15億円を数値目標に設定。エリアを名古屋、大阪に広げ用地情報を収集中で、今後両エリアでもファンド向け物件開発を行なっていく方針を明らかにした。

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