不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/5/27

S×L「2005年3月期決算」/3ヵ年の中期経営計画を策定

 エス・バイ・エル(株)は27日、「2005年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2004年4月1日~2005年3月31日)単体業績の売上高は721億1,100万円(前期比▲10.0%)、営業利益は1億8,100万円(同▲12.9%)、経常利益は▲5億6,600万円、当期純利益は▲19億7,500万円。
 当期連結業績(対象13社)の売上高は875億5,600万円(前期比▲9.6%)、営業利益は5億9,200万円(同▲52.2%)、経常利益は▲8億5,000万円、当期純利益は▲18億5,800万円となった。

 セグメント別に見ると、前期比で約19億2,200万円の落ち込みをみせた戸建住宅を補うべく、分譲売上に注力したものの、マンション完工の遅れや開発の遅延などにより減収となった。

 なお次期については、連結売上高850億円、経常利益▲10億円、当期純利益▲190億円を見込むとしている。

 また同日、抜本的構造改革を図るべく策定された「新中期計画-INNOVATION55-」が公表された。2005~07年度の3ヵ年計画で、具体的には、同社商品のブランディングと地域密着型の販売戦略などによる営業力の強化や、採算性重視の受註体制の確立や住宅関連事業に経営資源を集中させることなど。
 これによる、08年3月期での目標値は、連結ベースで売上高880億円、営業利益28億円、経常利益12億円、当期純利益11億円としている。

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