(社)日本ツーバイフォー建築協会は16日、平成17年度の通常総会を開催、事業計画に関する記者説明会も行なった。
新任会長には小川修武氏(三井ホーム(株)顧問)が就任。
記者会見で小川氏は「私自身、15年間ツーバイフォー住宅のユーザーでありますが、性能が優れてきていると感じています。昨年の着工戸数は9万戸を超え、市場の評価も高くなってきています。今後も業界のさらなる技術向上と普及に努めていきたい」と語った。
平成17年度の事業計画では、(1)木造耐火建築物の市場拡大に向けた課題解決と木質複合建築物の技術開発、(2)ツーバイフォー住宅等の担い手育成のための体系的な能力開発に資する研修事業の開始、(3)協会ウェブサイトの改善による情報発信・交流活動の充実をあげた。
また、資源や環境対策に関する事業では、(財)住宅保証機構の特定団体として特定住宅登録の目標を年間2,240戸としている。