(財)住宅保証機構は1日、ナイス(株)と連携し、住宅建設中の資金需要に対応する「建設資金サポートサービス」を構築したと発表した。
同サービスは、取引先工務店が住宅性能保証制度と住宅完成保証制度を利用し住宅を建設する場合に、提携金融機関から工事出来高に応じた融資が受けられる仕組み。
工事出来高の確認業務は、住宅性能保証制度の2回の現場審査を活用するほか、住宅性能保証制度の事務機関による審査が2回、合計4回行なわれる。
これを導入することにより、工務店にとってはキャッシュフローが改善されるとともに、施主に提携ローンを紹介できるようになるため、受注促進が期待できる。また施主は、安心して住宅建築を進めることができるメリットがある。