(社)東京都宅地建物取引業協会(会長:藤田和夫氏)は13日、同協会会員が「全宅住宅ローン」の業務取り扱いを7月1日より開始するのに先立ち、「全宅住宅ローン研修会」を同協会セミナーホールにて開催した。
同協会会長で全宅住宅ローン(株)代表取締役でもある藤田和夫氏は、同研修会の開催初日に際し、「長期・固定・選別なき融資を行ない、消費者に高く支持されるような健全な住宅ローンの提供を行ないたい」と冒頭挨拶、今後も会員の利便性を高める努力を引き続き行なっていく旨を明らかにした。
同研修会の第一部では「住宅ローンに関する基礎知識」と題し、住宅ローンの基礎知識や技術基準・適合証明書の証明について、第二部では「全宅住宅ローン『フラット35』の取り扱い要領」と題し、「フラット35」の利用の手引き、適合証明の実務、団信保険、火災保険の取り扱いなどについて、講師を招いての講議が行なわれた。
すでに1,200件以上の受講申し込みのあった同研修会は13日を皮切りに、16日・17日に同協会セミナーホール(東京都千代田区)、20日・21日に新宿エステックビル(東京都新宿区)、22日に京王プラザホテル(東京都新宿区)、27日に品川プリンス(東京都港区)にて順次開催される。
受講にあたっては事前申し込みが必要。開催の詳細については同協会事務局03-3264-7041(代表)まで。
なお、全宅住宅ローンの全国展開は10月を予定している。