不動産ニュース / その他

2005/6/13

住宅・建築物の耐震化率9割へ/ 住宅・建築物の地震防災推進会議提言取りまとめ

 国土交通省で検討をすすめていた住宅・建築物の地震防災推進会議(委員長:岡田恒男氏・東京大学名誉教授)は10日、このほどとりまとめた提言の概要を発表した。

 これによると、今後10年間の耐震化の目標は、住宅、特定建築物ともに9割。目標達成のためには、所有者等が自らの問題および地域の問題として意識をもつことが必要であるとし、国および地方自治体は、支援する観点から環境整備を中心とした施策を展開していくとした。

 また、耐震化促進の対策としては、“支援策の充実”として、全国の市町村における相談体制の強化、支援制度の拡充・強化をあげている。その他にも“耐震改修促進法等の制度の充実、強化”、“所有者等に対する普及啓発”、“専門家・事業者の育成・技術向上”、“建築物の敷地、非構造部材等の耐震対策の強化・充実”、“新築時の耐震化の徹底”がとりまとめられた。

 さらに、地震保険の活用推進策としては、耐震診断等の結果に基づく保険料割引制度の導入や、免震・制震技術の評価による保険料割引制度の検討、各行事機会を通じた手中的な広報・普及啓発の実施などについても盛り込まれた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆