不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は、不動産の販売履歴・賃貸履歴等のデータを網羅した「不動産データライブラリー」を首都圏・近畿圏で会員制のwebサービスとして2004年7月より提供してきたが、21日より新たに九州・沖縄エリアでもサービスを開始すると発表した。
同システムでは、全国約56,000社の不動産会社が加盟する同社不動産情報ネットワークで流通・蓄積された物件情報を元にさまざまなデータを提供するというもの。
「建物別データベース」と「エリア別データベース」で構成され、「建物別データベース」は、分譲マンションの販売履歴、パンフレットやマンションの写真、居住用・事業用賃貸履歴が閲覧できる。
一方、「エリア別データベース」では、2003年5月以降に流通した売地、売戸建て、売マンション、居住用賃貸、事業用賃貸事例約92,500件を所在地別や地図上から検索できる。
なお、今回サービスが開始された九州・沖縄エリアでの履歴件数は、マンション販売22,400件、居住用賃貸58,100件となっている。
金融機関、不動産会社、不動産鑑定士等を対象に、有料で提供。「アットホームオンラインサービス」基本使用料10,500円~(月額)の他、「建物別データベース」は1棟につき1,050円、分譲マンションの「パンフレット」は1アイテムにつき315円、「エリア別データベース」は100事例につき1,050円の利用料金が必要。顧客へのコンサルティングや値付け、評価業務に活用できる。
■問合せ先:アットホーム事業企画統括部 広報担当・岩田
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