東誠不動産(株)は21日、4月27日に新宿区新宿4丁目に商業ビルを開発、さらに6月15日に港区虎ノ門に事務所ビルを着工したと発表した。
「新宿4丁目商業ビル」は、新宿南口目の前という好立地に位置する鉄骨造地上2階建ての店舗ビルで、敷地面積44.68平方メートル、延床面積73.19平方メートル。4月27日に竣工しており、テナントとしてジュエリーショップが入居。
一方、同社初の新築ビル開発となる「虎ノ門オフィスビル」は、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩3分に位置。カーテンウォールの外観、基準階天井高2.7メートル、フリーアクセスフロアなど、最新鋭の設計を計画している。完成後に私募ファンドやREITなどに売却予定。
鉄骨造地上9階搭屋1階建て、敷地面積616.58平方メートル、延床面積4,515.24平方メートルで2006年7月末竣工予定。
同社はこれまで、新築マンション、戸建住宅の開発および中古住宅、ビルの再生を主要事業としていたが、今回の商業ビルおよびオフィスビルのディベロップメントにより、フルラインナップでの事業展開が可能となったほか、投資の選択肢を広げることができた、としている。