野村不動産オフィスファンド投資法人（NOF）は27日、「2005年4月期決算短信」を発表した。
当期（2004年11月1日～2005年4月30日）運用状況の営業収益は71億600万円（前期比6.8％増）、営業利益は32億2,800万円（同10.2％増）、経常利益は26億8,200万円（同2.6％増）、当期純利益は26億8,100万円（同2.9％増）となった。1口当たり分配金は1万4,520円、分配金総額は26億8,100万円、配当性向は99.9％。
同投資法人は当期、｢JALビルディング｣（取得価格330億8,000万円）を取得。この結果、当期末時点のポートフォリオは19物件、組入資産規模は約1,846億円と2003年12月の上場時の約1.8倍まで拡大。平均稼働率は、前期末から3.7ポイント上昇の98.1％の水準となった。
なお、5月1日付で｢朝日生命横浜西口ビル｣の不動産信託受益権を取得。
次期は、営業収益82億7,300万円、経常利益31億7,900万円、当期純利益31億7,800万円、1口当たり分配金1万3,820円を見込んでいる。
