不動産ニュース / ハウジング

2005/7/4

住林、“竹”を生かした戸建住宅「Super Natural Bamboo」新発売

 住友林業(株)は7月7日より、“竹”の直線美が上品で落ち着いた室内空間をつくる「SUPER NATURAL Bamboo」を300棟限定で発売する。2002年より販売されている「SUPER NATURAL」シリーズの第5弾。

 同商品は、竹のシンプルな美しさや耐久性の高さ、質感の良さなどを存分に住まいに取り入れたもの。
 フローリングには、その緻密な繊維構造を生かして縦方向にカットした竹片を積層して使用。玄関収納や室内ドア、玄関框には、木目を生かした突板として使用している。そのほかにも、階段や手すり、カウンターなど、細部まで竹にこだわり、統一感のある室内空間を実現している。また、竹製障子や、横方向に使用したハンギングウォールも提案。
 ナチュラルなブラウンの色調は、塗装ではなく、乾留加工によるもので、この加工により防虫効果とともに竹そのものの組織を安定させる効果も出ている。

 同社によれば、このような素材の特色を生かした空間づくりによって、和・洋いずれにもマッチする空間演出が実現した素材である竹は、中国政府によって管理栽培された孟宗竹を使用しており、環境保全にも充分配慮されたものである、としている。

 同商品は沖縄を除く全国で、3.3平方メートル当たり54万円台より、2005年9月30日まで300棟限定で発売される。

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