住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、藤和不動産(株)、野村不動産(株)、三井不動産(株)、三菱地所(株)の不動産会社8社で構成する、新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は4日、首都圏のマンション購入意向者を対象に実施した「住んでみたい街アンケート」の調査結果を発表した。
調査期間は2005年5月25日~6月25日。MAJOR7参加企業8社の新築マンション情報ネット会員約26万人および、MAJOR7サイト上でのアンケート回答者のうち、現在の住所地が首都圏・関西圏であるか、あるいはマンション購入希望地が首都圏・関西圏である人を対象に調査を実施。首都圏4,549件(男性2,661件、女性1,888件)、関西圏955件(男性554件、女性401件)の有効回答を得た。
これによると、関東に住んでみたい街の総合ランキング第1位は「自由が丘」。次いで「横浜」「吉祥寺」の順となった。
男女別では、男性で第5位の「鎌倉」(総合ランキング第6位)、女性で第2位の「横浜」(同第2位)が昨年に比べ、大幅にポイントを増やした。
家族構成・ライフステージ別には、2004年同様すべての層において「自由が丘」がトップとなった。
また、住んでみたい街上位10位に入った街について、その理由を尋ねたところ、1位の自由が丘については「おしゃれだから・交通の便がよいから」という回答が目立った。2位の横浜は「海に近い」、3位の吉祥寺は「日常生活に便利」との項目が多く、また6位の広尾では「歴史がある・自然環境が豊か」、7位の広尾では「高級感・ステータスがある」が突出して評価されていることが分かった。
一方、関西に住んでみたい街の総合ランキング第1位は「芦屋」。次いで「西宮」「神戸」の順となった。
男女別では、男性で1位の「芦屋」(総合ランキング第1位)が飛びぬけて人気が高く、女性では「神戸」(同第3位)はそれが西宮と芦屋を抑え1位となった。
家族構成・ライフステージ別には、既婚子供なし世帯で「西宮」との回答が多く見られたが、その他の層ではすべて「芦屋」がトップとなった。
また、住んでみたい街上位10位に入った街について、その理由を尋ねたところ、1位の芦屋については「高級感・ステータスがある」という回答が目立った。2位の西宮は「交通の便が良い・通勤に便利」、3位の神戸は「おしゃれだから・海に近い」との項目が多く、また7位の豊中では「教育環境が充実している」、10位の宝塚では「閑静な街並み・高級感」が評価されていることが分かった。