三井不動産(株)、野村不動産(株)、清水建設(株)は4日、「市川駅南口地区第1種市街地再開発事業A街区」の起工式を執り行なったと発表した。なお、同再開発事業B街区についても同日起工式が行なわれた。
市川駅南口地区第1種市街地再開発事業は、JR「市川」駅徒歩1分の利便性の高い立地に、市川市が区域面積約2.6ヘクタールの再開発事業を施行するというもの。
全体竣工する2008年には、分譲・賃貸合わせて約1,000戸の住宅のほか、商業施設、行政サービスセンター、図書館、子育て支援施設や高齢者施設など、市民の暮らしを支える都市機能が整備される予定となっている。
開発にあたり、災害に強いまちづくりをめざし、既存道路を拡幅し避難路を確保、タワー棟屋上には24時間まちを監視する防災カメラも設置されるという。
なお、三井不動産、野村不動産、清水建設は、2005年3月、A街区の特定建築者に選定され、分譲住宅(住宅573戸、分譲住宅407戸)の保留床を取得、2007年春に販売開始をする予定となっている。
分譲住宅は1R(51.52平方メートル)~5LDK(118.32平方メートル)の多彩なプランバリエーションから構成され、リフォームしやすいSI(スケルトン・インフィル)住宅となっている。
さらに、29階に江戸川を一望できる2層吹き抜けのビューラウンジのほか、24時間常駐の管理体制を図るなど、豊かで快適かつ安心・安全な暮らしをめざす。