清水建設(株)と東海ゴム工業(株)は4日、制震性能が高く、気温の変化にも強い高性能粘弾性ゴムを使った壁型制震ダンパーを開発・実用化したと発表。
同制震ダンパーは、従来のものと比べ設置台数を最大で6割減らせるため、コストを最大で4割削減できるほか、ダンパー開口部を塞ぐ面積を小さくして室内空間の有効利用を図ることができるなどのメリットがある。
なお、清水建設を代表者とする建設工事共同企業体が施工する「市川駅南口地区第1種市街地再開発事業(A街区)」(千葉県市川市)において初適用される予定となっている。