不動産ニュース / 開発・分譲

2005/8/18

明和地所、首都圏初「手のひら静脈認証技術」オートロックをマンションに採用

エントランスに設置される「非接触型手のひら静脈認証装置」
エントランスに設置される「非接触型手のひら静脈認証装置」

 明和地所(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:原田英明氏)は、現在建築中のマンションのエントランスに、富士通(株)(東京都港区、代表取締役社長:黒川博昭氏)の「非接触型手のひら静脈認証技術」利用によるオートロック解錠方式を採用する。首都圏のマンションにおける同技術の採用は初めて。

 今回、導入されるのは、「クリオ茅ヶ崎湘南」(神奈川県茅ヶ崎市、総戸数54戸)。JR東海道線「茅ヶ崎」駅より徒歩6分の都市型マンションで、防犯対策を重視した設計が特徴となっている。
 
 「非接触型手のひら静脈認証装置」は、手のひら静脈が体内情報であるため偽造が困難であること、指などに比べて複雑かつ安定しているため認証精度が高いことから、金融機関や病院、大学などへの導入実績をもつ。
 同物件では、共用部分であるエントランスに設置。部屋番号を押して装置に手のひらをかざすと、その静脈パターンを読み取り、既登録済情報と照合、本人確認を行なって開鍵するという仕組みとなっている。本人拒否率は0.01%、他人受け入れ率0.00008%以下という高認証精度で信頼性の高いセキュリティを実現する。

 明和地所では、今後、都心型でセキュリティを重視した「クリオラ・モード」シリーズには、この「非接触型手のひら静脈認証装置」の標準装備を検討するとともに、その他の物件にも積極的に採用していく方針。

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